2021.02.19
# 音楽

King Gnu常田大希が「チームで最高のクリエイションをする」ために考えていること

人を巻き込む責任と覚悟
常田 大希 プロフィール

自分を見失わないように

——コロナ禍で予定していた活動ができなかったと思いますが、一方で何か得るものはありましたか。

ツアーやプロモーションへの影響はありましたが、創作に関しては、特にコロナの影響を受けていないです。

ミレパが今回アルバムを出すのは、5年以上前からあっためてきたものを、俺も含めたクリエイター集団がようやく形にできる力がついてきたかな、と感じたから今出す、というだけで。

強いて言えば、コロナの状況に自分のクリエイションが引っ張られてアタフタしないように、と意識したくらい。

 

——なるほど、100年単位で残る作品を目指すなら、ここでアタフタしても意味がない、と。

そうそう、そうなんすよ(笑)。

ただ、社会や周りの環境がいつもと違うのは確かだから、むしろ自分を見失わないように、インスタントな活動をセーブしていて。だから自分自身の本筋を見直す機会にはなりました。

コロナがあったからといって、やりたいことは変わらないんで、いつもと違うことはしない。そうした意識を意図的に持つようにした、ということです。

昨年の5月にミレパの『Fly with me』のMV(ミュージックビデオ)を出しましたが、あれは俺たちの作品を作る姿勢はコロナ禍だろうと変わらない、という宣言になりましたね、結果的に。

——『Fly with me』は昨春配信されたNetflixのアニメ『攻殻機動隊SAC_204』のテーマ曲でした。昨年の5月は緊迫した緊急事態宣言中で、Netflixを観る人もかなり増えたはずです。作品を届けるタイミングとしては、むしろ良かったかもしれませんね

そう思います。

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