King Gnu常田大希が「チームで最高のクリエイションをする」ために考えていること

人を巻き込む責任と覚悟
常田 大希 プロフィール

——2つのバンドとクリエイター集団のペリメトロン。どれも常田さんが中心です。雑誌『Switch』で、共に活動する人たちが常田さんの人物像を語っていますが、皆さん、常田さんの周りになぜ人が集まるのか、という質問に答えていますね。多くの人に信頼されているのがよくわかりました。リーダー的存在として各プロジェクトを動かすさいに気を付けている点はなんですか?

自分の作品に人を巻き込む責任を考えますね。巻き込む相手もそれが本当にやりたいのか? 相手が妥協したり、意に沿わない部分があったりしないか? その点をしっかり確認します。各々が本当にやりたいことが合致していないと、良い相乗効果は生まれないと思うから。常日頃からのコミュニケーションでも、関わるメンバーの意向や状況を把握するように心がけています。

 

——常田さんがリーダーとはいえ、アーティスト同士、衝突する場面もあると思います。そんな時はどう対処しますか。

お互いの目指す先においてどうしても合わない部分があったなら、そもそものチーム編成を見直す必要がある。自分のエゴを突き通して無理強いすることはしません。そんなことをしたら、集団が良い方向にグルーヴしない。

だから、俺がやるべきなのは、それぞれがいきいきと全力で物作りに向かえるような環境と編成を組むこと。みんなが輝ける場所でなければ意味がない。メンバーそれぞれの人生のエネルギーのベクトルが揃ったチームならば、すごく強固なチームになれるし、相乗効果も大きくなるはず。

——企業と同じですね。

そうですね。バンドも会社もきっと同じですよ。人と人とが集まって何かを作り上げるという意味でも。だから大切にするべき部分も同じじゃないかな。

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