「中学受験向きの子、不向きな子」の判別方法――親に求められる3つの「覚悟」

令和の中学受験 保護者のための参考書(5)
矢野 耕平 プロフィール

わが子の積極性を引き出すには

今回のタイトルは「中学受験向きの子、不向きな子」ですが、ここまで通読されてどうお感じになりましたか。

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「え? 子の中学受験の向き不向きは語ってはいないのではないか」

そう思われるでしょう。

その通りです。中学受験向きの子と不向きな子の性格については、ほとんど触れていません。強いて言えることがあるならば、「(結果的に)勉強を好きになれる」子は中学受験に向いているタイプだということです。

でも、どんな子であっても「勉強を好きになる」可能性を秘めているのではないでしょうか。肝心なのは、保護者をはじめとした周囲の大人が、子の積極性を引き出せるかどうかなのです。

もしわが子が中学受験勉強に取り組むことで「学ぶこと」を完全に拒絶してしまうようならば、それは「よほどのこと」ですから、中学受験自体をやめてしまっても一向に構わないでしょう。

子のこれからの長い人生の中では「たかが中学受験」です。世の中は中学受験をしない子どもたちのほうが圧倒的に多いのです。保護者がそのようなある種冷めた視点で中学受験の世界を見ることもこれまた大切なことです。

このように考えていくと、ある結論が導き出せますよね。

そうです。中学受験に向いている子、向いていない子というよりも、その向き不向きは、むしろ保護者にあるのです。

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第一章:中学受験向きの子、不向きな子
第二章:志望校の選び方
第三章:中学受験という世界
第四章:中学受験期の親子関係
終章:令和の中学受験
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