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TOKIO長瀬智也のラストドラマ「俺の家の話」が傑作だといえるこれだけの理由

こんな名優が本当に引退してしまうの?

役者としての長瀬の圧倒的な存在感

TOKIOの長瀬智也(42)が主演しているTBSの連続ドラマ『俺の家の話』(金曜午後10時)が第3話まで終了した。全話平均視聴率は約10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。「役者としての長瀬の引退作なのに寂しい」という声もあるようだが、それは誤解だ。

この放送枠『金曜ドラマ』は週末ということもあって、もとから録画視聴者が多い。総合視聴率(世帯視聴率+録画視聴率)の最新データ(1月18日~同24日)を見てみると、『俺の家の話』は19.8%で、1月期ドラマでは同じTBSの『天国と地獄』に次ぎ2位なのだ。

TBS『俺の家の話』HPより
 

役者としての長瀬とこのドラマを徹底考察してみたい。

まず、長瀬という役者の大きな特徴の1つは振り幅が大きいこと。クールなインテリ役もやれるが、愛すべき単細胞役も得意。どちらも出来る役者は珍しい。それだけでも名優と呼ぶに値する。

けれど、このドラマを見ていると、どうやら後者のほうがハマリ役である。長瀬自身が愛すべき単細胞系に近いからかも知れない。例えば長瀬のストレス解消法はこうだ。

「パンツ1枚になって爆音で音楽を聴くとスカッとします。あ、靴下もはきます。足下が冷えないように。ジャンルはジャズからメタルまでなんでも」(2017年7月23日付読売新聞朝刊)

飾らない言葉が逆にイカしている。こんな長瀬自身のキャラクターが分かっているから、『俺の家の話』の脚本を担当するクドカンこと宮藤宮九郎氏(50)とチーフプロデューサーの磯山晶さん(53)は、彼の役柄を愛すべき単細胞・観山寿一にしたのではないか。3人は『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)以来の長い付き合い。この組み合わせで仕事をすると、長瀬は決まって単細胞役となる。

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