ものを手放すときには、リサイクルを心がける

読み聞かせをする絵本は、子供たちと図書館に行って選んでいる。

「借りられる上限が10冊なので、私が4冊選んで、お姉ちゃんと弟がそれぞれ3冊ずつ。絵本には、“4歳から”とか成長に合った目安が書いてありますけど、ウチの子を見ている限り、そこは関係なく選んでますね(笑)。後になって、『あの絵本をまた読んでほしい』とリクエストがあったものは購入したり」

福田さんの夫・オリエンタルラジオの中田敦彦さんはミニマリスト。家にモノが溢れかえることが嫌いなタイプなので、極力モノは増やさないようにしている。絵本も、本棚のキャパに収まらない分は、すぐフリマアプリに出品する。

写真/山本倫子

「最終手段はフリマアプリですが、その前に、お世話になった保育園に譲ったりもします。誰かしらが、必ず喜んでくれるので、本の中でも特に絵本は、すごく価値が下がらないものだなぁって。マンションの管理人さんのはからいで、各家庭でもう読まなくなった絵本を『好きなのを持っていって』と、マンション内の古本絵本市みたいなコーナーが設けられたことも。そうすると、図書館にはない、私たちが本屋さんにいっても選びそうもない絵本があったりして、新鮮なんです」

福田さんファミリーは、1年半前に引っ越しをした。前に住んでいた家よりもサイズダウンしたため、それまで使っていた大きなダイニングテーブルをフリマアプリで出品した。

「そうしたら、買ってくださった方が、広島にある古民家カフェのオーナーさんで。娘が赤ちゃんの時にボールペンで木の部分を削ってしまった傷なんかも入っているのも、一つの味として受け止めてくださったみたい(笑)。あのダイニングテーブルが、広島で働いているなら、いつか行ってみたいななんて思いました」

ミニマリストの中田さんの影響で、消耗品でないものを買うときは、「もしかしたら、次に誰かの手に渡るかも。だったら、安いものを買って使い捨てにするより、いいものを買って、価値を見出してくれる人に譲りたい」と考えるようになった。

「価格が安いものだと、容赦無く手放せてしまう。それは、今の時代に合ってないなって。この間の引っ越しで、間取りは3L D Kから2L D Kに、平米数は約半分になったんですけど、実は3LDK時代は、部屋の広さを持て余したり、掃除が行き届かない部分もありました。

それが、今はちょっと広い一人暮らしぐらいの間取りなので、家族で顔を合わせる時間が増えて、子供達も、いつも安心している感じなんです。広いおうちの時は、思い切り遊べる良さはあったけれど、隣の部屋に行くのを怖がったりもしていましたから。子供は相当広く感じていたんでしょうね。今はもう、どこに行っても誰かいる。親の目も行き届く。子供も小さいので、お互いにそのほうが安心感はあります」