中国でコロナ感染再拡大、規模は当局公表の10倍以上といえる理由

食料不足の封鎖都市、観賞魚まで食べる
北村 豊 プロフィール

河北省もまた「公表の10倍以上」か

これを論拠として『河北省COVID-19蔓延状況』が報じた河北省および石家荘市と邢台市における新規感染者と無症状患者の数字を見ると、それらの数字は意図的に少なく脚色されているように思えるのだ。

石家庄市と邢台市における新規感染者と無症状患者の実数は、両市に建設された「方艙医院(仮設病院)」の規模に匹敵するものだったのではないだろうか。

ただし、正確な数字を握っているのは中国当局なので、筆者がこれを証明する手段はどこにもない。

中国メディアによれば、2月1日に邢台市に属する「隆堯県」は都市封鎖や住宅封鎖(上述した住宅の門の封鎖)を解除したというが、翌日の2月2日時点で同県の大通りには依然として人っ子一人いない状況が続いていたという。

人々は解除という言葉に浮かれて外出し、不意打ちを食らってPCR検査を強制されて、再度自費隔離の処分を受けるのを恐れているのだという。本稿を執筆している2月7日時点では石家荘市および邢台市本体の都市封鎖は未だ解除されていない。

人口は日本が1億2557万人であるのに対して、河北省は7560万人で日本の60%規模日本は2021年2月6日におけるCOVID-19の感染者が2279人で死者は64人であり、2021年2月6日までの累計は感染者が40万4650人、死者が6389人であった。

 

この数字を上述した河北省の数字と比べれば、後者の信憑性に疑問を持たざるを得ない。もしかすると、河北省にはCOVID-19の感染を予防する魔法のワクチンが既に存在するのかもしれない。

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