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中国でコロナ感染再拡大、規模は当局公表の10倍以上といえる理由

食料不足の封鎖都市、観賞魚まで食べる

1月、河北省の「戦時状態」

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延により、北京市に隣接する河北省(人口:7560万人)の省都・石家荘市(人口:1103万人)や邢台市(けいだいし、人口:730万人)などの都市では今年1月8日から「封城(都市封鎖)」が発令された。

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1月8日付の英国放送協会(BBC)中国語サイトのニュースは、「河北省では1月早々からCOVID-19の国内感染症例が徐々に増加したことで、1月5日に戦時状態への突入を宣言してCOVID-19の蔓延防止を呼び掛けた」と報じた。

河北省の戦時状態宣言を受けて、河北省内でCOVID-19の蔓延が最も深刻な状況にある石家荘市では実際は1月7日夜から都市封鎖が実施された。この都市封鎖に伴い、石家荘市内の全域で住民に対する「核酸検測(PCR検査)」が行われたのと同時に、公共交通のバスや地下鉄、さらにはタクシーまでが全て運休となり、全ての車両や住民に対し石家荘市から市外への移動が禁止された。

 

石家荘市内で感染状況が極めて深刻な藁城区(人口:約79万人)では、COVID-19に対する予防・抑制が不十分だったとして藁城区の役人3人が更迭され、石家荘市の都市封鎖が開始される前日の1月6日に藁城区の封鎖を開始した。藁城区では各「小区(団地)」管理委員会が小区住民の小区内外への出入りを厳格に管理し、小区住民に厳しい自宅待機を命じ、外出を原則禁止としたのだった。

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