大皿料理もおすすめ。でも、注意すべきことが…

また、洗い物の手間を少しでも減らして料理を楽しくする工夫のひとつとして、僕は大皿料理もおすすめしています。食卓の真ん中に全員分のお料理を一皿でドーンと置いて、あとは各々で取って食べてもらうというビュッフェスタイルです。

しかし、この「大皿どん!」スタイルは、一歩間違えれば洗い物がいつもより増え
てしまう
ことに。

例えば、こちらの献立。メインは麻婆豆腐、副菜は卵スープとサラダ、そしてごはん。これを大皿に盛り付けて各々が取り分けてみます。そうするとどうなるか。

大皿料理だからお皿が減るはずだったのに、麻婆豆腐用の取り皿、ごはん用の茶碗、
スープ皿、サラダ用の取り皿が人数分必要になる
のです。そうなると、結局最初から
人分ずつ盛り付けるのと同じ量の食器を使うことに。しかも大皿に盛った分、大皿
を洗う必要も出てきてしまうという、まさに本末転倒!

大皿料理が、一転して片付ける食器が山盛り料理にならないよう、作るときの鉄則
をお伝えします。

-AD-

<洗い物がラクな大皿料理の鉄則>

【1】大皿料理といっても大皿は使わない。フライパンごと、鍋ごとテーブルに出す。 【2】取り皿は平皿を各自1枚のみ。
【3】汁物、汁気の多い料理は作らない。
【4】お茶碗は使わず、ごはんも【2】の取り皿(平皿)に盛り付ける。

大皿料理の例。豚小間と春雨の中華炒めと、トマトのきゅうりの中華サラダ〔PHOTO〕『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』より

この場合使用する食器は4人家族だと平皿4枚とカトラリーとコップだけです。また、料理に使ったフライパンを食事前に片付ける必要がなくなります。【1】のフライパンごと、鍋ごとに抵抗がある人もいるかもしれませんが、その場合は食卓の真ん中にあえて出しても見栄えする、お気に入りの鍋やフライパンをひとつ持っているとよいですね。