いや、まてよ、そもそも餃子には野菜もたっぷり、お肉だってたっぷり入っている。
皮は小麦でできているから炭水化物も補えるのか。そうか、餃子こそ、これ1品だけ
で1食分まかなえるパーフェクトな料理だったのか
。餃子を作ったら、はい、今日の
料理はおしまい。全然OKなのです。

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とはいえ実際、餃子だけでおなかいっぱいにしようと思うとかなりの数が必要になりますので、餃子の日はライスのみ添えましょう。いわゆる餃子ライスですよね。気持ちや時間に余裕のあるときだけもう一品副菜を作る。

実はこんなふうに、「品数をもっと減らしてもいいのでは?」と僕が講演会などで 提案すると、「子どもの栄養が心配」とか、「品数が少ない=手抜きごはん=母親としてどうなのか」、と自問自答してしまう方が多いようです。

「一汁一菜」すらしんどいときがある

でも、ちょっと待ってください。そもそも、その1食、もしくはその日1日で必要な栄養素をきっちり摂らなければいけない、と考えるのはあまりに無理というもの。

例えばうちの場合、なんとなく最近のごはんを振り返って、「茶色いお肉系ばっかりだったな」と感じたら、「今日はちょっと野菜系のおかずを入れてみようかな」くらいのゆるさで考えています。時には野菜料理のかわりにきゅうりを丸ごと1本添えて良しとする日もあります。トトロ好きの子どもたちは意外に大喜びしてくれます。これが、 我が家の実情です。

でも、どうしても料理する元気がない、という日がありますよね。いわゆる、「一汁一菜」すらしんどいとき、というのが僕にもあります。