*画像はすべて株式会社サイバーエージェント提供
# デザイン

「サイバーエージェントの資料」はなぜ美しいのか?思わず読みたくなるデザインの「秘密」

サイバーエージェントでは、IR目的でより深く会社について知ってもらうための統合報告書を公開している。

2018年から作り始めて3作目になるが、2019年には「デザイン性が高い」とTwitter上で70,000RTもされ、昨年2020年も「今年もすごすぎる」「毎年このレベルを作れるのすごい」と引き続きポジティブな反響があり、当初の目的以上に会社を知ってもらうきっかけになった。

「綺麗」「分かりやすい」といった声を多くいただいた統合報告書だが、本記事ではその制作工程から「美しい資料作り」のコツを紐解いていく。

「ニューノーマル」な統合報告書を目指してスタート

統合報告書の作成は「投資家に向けた年次レポート」であるという前提のもと、国際統合報告評議会(IIRC)や経産省が発行している掲載ガイドラインをクリアする必要があり、これを踏まえたうえで「サイバーエージェント」への理解を深めるためていただくために伝えたい情報を掲載内容として最初に決めている。

また、2015年から掲げている「クリエイティブで勝負する」という会社のミッションステートメントの通り、シンプルで洗練されたデザインとテキストで「サイバーエージェントらしさ」を表現している。制作は、原稿作成からデザインまで全て内製しており、IR部署とクリエイティブ部署でチームを組んで遂行する。

毎年テーマを決めて制作をスタートするが、2020年のテーマは「ニューノーマル」に決定。「絵に落とし込みやすいかどうか」をテーマ決めの基準にしているが、制作開始した時期の世の中の状況と自社の状況を鑑みてすぐに決まった。

そしてコロナ禍、ペーパーレスという世の中の状況を鑑み、「印刷しない統合報告書」としてPDFで縦にスクロールして見られるフォーマットを採用し、それ自体が「ニューノーマル」な仕上がりになった。


拡大画像表示資料と資料が縦に繋がっている資料フォーマット

資料前半には、今年から新体制になった役員写真を掲載している。役員写真は布を背面にセットして撮影し「新しい風」を演出した。


拡大画像表示「新しい風」を演出した役員写真

写真1枚1枚の細部にもこだわり、資料では一環して「静寂でも、勢いのある会社の雰囲気」を演出している。人々の生活様式が変化し、街から人が消え、ステイホームとなったコロナ禍でも、成長するサイバーエージェントを視覚的にも表現した。

 

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