文在寅に米国が「ノー」を突きつけた…! 米韓“亀裂”で、ついに文在寅「万事休す」へ

武藤 正敏 プロフィール

さらに強烈な言葉は「こんなことをしようと思って、われわれは共に血を流して韓国の防衛と朝鮮半島非核化のために資源を投入し続けたわけではない」と怒りを表している。「共に血を流したこと」に言及したのは文在寅氏に対する最大限の不満である。

韓国メディアまで「見識の違い」と…

革新系のハンギョレ新聞でさえ、バイデン氏の電話会談では日・豪と韓国との間で「戦略的な見解の違い」があったと懸念を示している。その原因を作ったのが習近平氏との会談で、文在寅氏が中国共産党の姿勢を肯定したことが大きな要因ではないか。

米国のホワイトハウスは2月3日、バイデン氏が、韓米同盟について「北東アジアの平和と安定のための要」とする一方、豪州については「インド太平洋と世界の安定のための錨」と述べたと発表した。

韓国との距離が鮮明になったバイデン大統領 photo/gettyimages
 

先の菅総理との会談では、日米同盟について「自由で開かれたインド太平洋の自由と繁栄のための礎」だと説明している。日本と豪州との同盟では、中国けん制のための日米の共同戦略から取った「インド太平洋」という用語を用いたが、韓国については「北東アジア」と地域を限定している。

中国共産党の行状を肯定するような文在寅政権と、バイデン政権が「インド太平洋の平和と安定」のため手を携えることができるのかという疑問が、この表現の差となったといっても過言ではないだろう。

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