文在寅に米国が「ノー」を突きつけた…! 米韓“亀裂”で、ついに文在寅「万事休す」へ

武藤 正敏 プロフィール

文在寅氏が習近平氏との会談に応じたことについて、韓国外交の元老である韓昇洲高麗大学名誉教授(元外務部長官、元駐米大使、元高麗大学総長)は「外交では象徴性が核心だが、絶対に(習近平氏との電話会談を)先にしなければならなかったのかと疑問がわく」「正常で機転の利く政府だったら、そうはしなかっただろう」と批判している。

どちらの会談を先に行うかという手続き的なことより大きな問題は会談の内容である。

文在寅‐習近平会談の「内容」

新華社は、中韓の首脳電話会談で、文在寅氏が「中国共産党成立100周年を心から祝う」と明らかにしたと報じている。さらに、文大統領は「中国の国際的地位と影響力は日々強くなっている」「2つ目の100年(2049年中華人民共和国100年)奮闘目標の実現に向かって重要な一歩を踏み出した」などと中国共産党の功績を称賛したという。

文在寅と会談した習近平 photo/gettyimages
 

米国をはじめとする民主主義国が、中国の香港やウイグルでの人権弾圧、東シナ、南シナ海への海洋進出と領土への野心、技術覇権主義など、中国の強硬姿勢に対し協力して対抗しようとしている時に、中国共産党を称賛する。

これでは韓国とまともに協力はできないと考えても不思議はないだろう。

実際、米国上院の次期外交委員長である民主党のロバート・メネンデス議員は、文在寅氏の中国共産党への祝意に対し、「失望したし、心配になる」「中国が香港の人々にしたことや、台湾に加えている脅威などは、本当に懸念される。そのような歴史を大いに喜ぶことが何になるのか、私にはよくわからない」と失望をあらわしている。

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