一方的に文句を言い尽くした修平さんは、
「俺には他にも行く場所があるから」
と言い残し、荷物をまとめて浮気相手の女性の家へと向かった。しかし行った先で彼女に拒絶され、家に入れてもらえなかったらしい。運が悪いことに、ちょうどその晩、女性の夫が単身赴任先から帰ってくることになっていたようだ。
すげなく門前払いされて行き場を失った修平さんは、真梨さんが待つ家にも帰れず、実家に戻るしかなかった。
初めて浮気相手の女性に冷たくされた修平さんは、その後断固として離婚を拒否するようになり、真梨さんに復縁をチラつかせてくるようになる。しかし真梨さんは拒絶し、離婚調停を申し立てた。
我々が集めた証拠によって審議を有利に進め、無事離婚と慰謝料を勝ち取ることができた。現在は仕事を続けながら、久しぶりの独身生活を楽しんでいるそうだ。
今回のケースのように、毎週決まった時間に浮気相手と逢瀬を重ねている男女は少なくない。もしパートナーに思い当たる行動があるならば、専門家に頼りながら真実を見極めるべきなのではないだろうか。