提供:リクルートスタッフィング

「自分らしい働き方」とはなんでしょうか? 1つの仕事でバリバリ働きたい人、副業をしながらマルチに働きたい人、自分のペースを大切にした働き方を選ぶ人。世間一般的にテレワークが普及してきている今、自分が願う働き方の選択肢も多様になってきています。そんなさまざまな働き方がある中で、人々はどのような思いでその道を選び、「自分らしい働き方」を見出しているのでしょうか?

今回、リクルートスタッフィングのキャンペーンとして8歳、5歳、1歳の3人の男の子を育てながら、フリーアナウンサーとしても働く中村仁美さんにインタビュー。独身時代はフジテレビの局アナとして寝食を忘れて働き、そして結婚。2人の子供をもうけた後、退職。そして一昨年3人目の男の子を出産と、目まぐるしいほどに働く環境が変わってきました。その都度、迷い、焦り、諦め、そして、これがベストだと答えを出し……。あらゆる感情と葛藤しながら、そのときの「自分に合った働き方」を見つけてきたという、その経緯について伺いました。

写真提供/中村仁美

中村仁美(なかむら・ひとみ)
1979年6月8日、東京都生まれ、横浜育ち。2002年にお茶の水女子大学を卒業し、フジテレビに入社。2011年、人気お笑いコンビ「さまぁ~ず」の大竹一樹さんと結婚。2017年7月、15年間勤務したフジテレビを退社。現在、テレビ・ラジオ・イベント出演など幅広く活動中。2019年には厚生労働省より”上手な医療のかかり方”大使に任命された。2019年に第三子を出産、現在3人の男児の子育て中。FRaUwebにてを連載中。

乳がん・留学・会社員・CAを経て開業した44歳の「自分らしく時間を使う働き方」記事▶︎

仕事に奔走していた独身時代

現在は、子育てを優先しながらできる範囲の仕事をおこなう、というスタンス。しかし独身時代の中村さんは「この記憶が去年なのか今年なのか、いつだったか思い出せないくらいだった」というほど仕事三昧の日々で、かつその状況にも満足していた、と言います。

独身時代。 写真提供/中村仁美

「私がフジテレビに入ったのは、フジが常に視聴率争いのトップを走っていて、女子アナ人気もピークというような時期でした。それこそ女子アナが週刊誌に出ない週はない、というくらい。深夜などの単発の番組が沢山あり、私のような経験のない若手女性アナを起用してくれる番組もとても多くて、とにかく忙しく働かせてもらいました。むしろ休みがあると何をしていいか分からなかったくらい。その忙しさに充実感を覚えていましたし、この先もずっとそういう日々であってほしいと思っていましたね。

フジテレビのアナウンサーという仕事は毎日刺激的でやりがいのある職業でしたし、私は家に帰ってもテレビはずっとフジをつけていたほど愛社精神が強かったんです。だから子供を産んでも定年までずっとフジにいたい、その頃はそう思っていました。

一方で、現実には年齢を重ねた先輩や、子供を産んだ先輩たちがアナウンス室を去っていく姿も見て、漠然とした未来への不安を抱えていたのも確かです。当時はまだまだ子育てしながらアナウンサーを続けるというのが当たり前ではなかったし、現場もなるべく若くてフットワークの軽い独身の女性アナを起用したい、という感覚で。ベテランの女性局アナのロールモデルが少なかったので、将来的にはアナウンサー以外へのシフトチェンジも探ったほうがいいのかな、という思いも心の片隅にはあったんですよね」