義母と夫からの「自立」を目指す

そんな中、私は滞る生活費のために在宅で仕事をはじめます。パソコンの前でカタカタと忙しそうにする私をみて、「嫁がなにか怪しいことをしている」と近所に触れ回っていた義母が、いつものように「maronさん、買い物に行ってきてくれない?」と買い物リストだけを渡してきました。

慣れない仕事で鬼のような形相になっていた私は、「すみません、今日は無理です!」とはじめて義母のお願いを断りました。そこで私は気づきます。久しぶりに仕事をはじめ社会と接した私は、たった数年で視野や考え方が狭くなっていました。家庭という小さな世界で過ごすうちに、義家族の無茶な要望が当たり前となり、「maronさんは断らない人」と思われていたような気がします。

もちろん私だって、何が何でも義両親の面倒をみたくないわけではありません。帰りの遅い旦那の代わりに、身の回りの世話をしなくてはいけないと思います。でも「長男の嫁だから」という理由ですべてを押し付けられるのは納得できません。私にも両親がいるし、自分の人生があるんです。

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最後まで自宅で過ごしたい、だから嫁に介護を任せたいといった古い考えも根深く残っています。でも経済的に少し余裕があれば、ホームへ入居する選択肢もあると思います。私の祖母は晩年、自らホームへの入居を望みました。そして最後まで大好きな手芸に熱意を傾け、天国へ旅立ちました。誰の人生も犠牲にしない、そんな最後もあると知ってほしいのです。

余談ですが私の収入が増えるにつれ、召使いとして扱われる回数が減りました。少なくとも私が住む二世帯住宅では、収入の額で家庭内の序列が決まるようです。生まれたばかりの赤ちゃんを抱え、経験0から始めた在宅ワーク。最初は時給に換算すると200円以下でした。

でもあきらめず続けるうちに、気づけばパート代くらいは稼げるようになっていました。在宅の仕事を始めてから時間的な余裕はなくなりましたが、「お義母さん、ちょっと無理です」と断る勇気を持てました。「断る」ことができるようになってから、さらに時間ができたため在宅ワークが加速。次女も保育園へ入園できたので、旦那の扶養を抜けるべく毎日仕事を頑張っています。

私が義両親の介護でつぶされないために取った行動は「自立」です。そして今から入居可能なホームと、月額料金をネットで調べています。

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