「巻き爪」はどうやって治す?治療費はどのくらい?専門医が徹底解説

実は自宅でセルフ矯正が可能

前回の記事で、外出自粛で巻き爪に注意が必要な理由や予防について解説しました。では実際に巻き爪となってしまった場合、どうしたらよいでしょうか?具体的な症例を紹介しながら、一般的な巻き爪矯正の方法から自宅で出来る最新の矯正法まで、日本初の巻き爪の特化したwebサイト「巻き爪・陥入爪治療の相談室」を開設した医師が、わかりやすく解説します。

巻き爪を放置すると、巻いた爪が皮膚に食い込み炎症を起こして陥入爪(かんにゅうそう)という状態に進んでしまう事があると前回解説しました。陥入爪になってしまうと、病院やクリニックでの痛みを伴う治療が必要となる場合が多いです。そうならないように、巻いた爪を平らな爪に矯正することで、陥入爪を予防することができます。

巻き爪矯正は、その名の通り単純に巻いた爪を広げて矯正するだけなのですが、さまざまな方法が考案・工夫されています。ここで全てを紹介することはできませんが、代表的な矯正法について解説したいと思います。

※本記事には実際の症例の写真が掲載されています。ご注意ください

 

弾性ワイヤーによる巻き爪矯正

最も一般的で古くから各施設で行われている方法は、形状記憶の弾性ワイヤーを用いる方法です。爪の両端に穴を開けて0.5mm前後のニッケルチタン(NiTi)製の形状記憶のワイヤーを通し、直線に形状記憶されたワイヤーが元に戻ろうとする力で、爪の形状を矯正します。爪の厚さに応じてワイヤーの太さを調整したり、ワイヤーを通す位置を工夫することで、様々タイプの巻き爪に応用が可能です。

矯正前
ワイヤー装着後
4か月後

とても良い方法なのですが、爪の穴を開けることで爪が欠けてしまったり、ワイヤーと皮膚を傷つけたりなどのトラブルに注意が必要です。

ワイヤーにより爪が欠けている
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