2人で決めた、「公認不倫」の条件

あまりにも割り切った発言に、よそに女がいるのでは? という疑念が一瞬由貴さんの頭をよぎったが、夫は仕事も育児も、共通の趣味である週末のゴルフも常に一緒だった。お酒もあまり飲まないから、ひとりで飲みに行くこともしない。

「夫は本当に生理的な性欲がない人なのかもしれない、とハッとしました。もちろん、多少の衝突はありますが、私も夫のことが基本的に好きだし、娘にとっても素晴らしいパパ。離婚して他の男性とまた人生を築き上げたいとまでは思えないし、だったら夫の言う通り、私の性的欲求を他で解消してみるのもアリかな、と

結婚13年目、誕生日セックスが始まってから5年目、由貴さんと夫はやっと正面からセックスレスに対峙することができた。2人は話し合い、以下の5つの条件を決めたという。

・地元では浮気をしないこと
・相手は秘密を守れる人にすること
・友達にも内緒にすること
・夫や子供の前で相手と連絡を取り合わないこと
・夫には何も報告しないこと

それから2年間、コロナ禍が訪れるまで、由貴さんは年に1回の東京出張の際にママ活アプリで知り合った15歳~20歳年下の若い男性6、7人とデートした。そのなかで、気の合った男性3人と体の関係をもったそうだ。

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絶対に恋に落ちないように、あえて随分と年下の男性を選びました。これくらい年が離れていると話も合わないし、恋人にはなれない。相手のことは完全に外見で選び、デートする前に私が求めていることを明確に伝えています。オシャレなレストランでご馳走してお小遣いをあげるから、とにかくロマンチックに私に尽くしてくれ、と。あとは実際に会ってフィーリングが合ったら、その場の成り行きに任せます」