もともと淡白な夫だったけれど…

そもそも、由貴さんの夫は性的に淡泊で結婚当初からセックスは月に2~3回程度だったのだが、結婚2年目を過ぎた頃には、月に1回するかどうかの頻度に減ってしまった。

「あのときは色々な意味で夫に不満を抱えていました。私のほうが夫よりもクライアントを増やして会社に利益をもたらすようになっていたのに、最終的に経営を仕切るのは社長の夫。もともと負けず嫌いな性格もあって、従業員の前でも夫に平気で議論をふっかけるようになっていました

今思えば、優しく繊細な性格の夫は私のそういうところに傷ついていたのかもしれません……。私が夜誘っても、『疲れているから』と拒否するようになりました」

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それに加え、おおざっぱで整理整頓が苦手な由貴さんの家事力の低さに、几帳面でキレイ好きな夫はイライラするようになっていったという。

昔は、『由貴ちゃんの片づけられないところが好き』なんて言ってくれていたんですが、タオルの畳み方ひとつにも文句を言うようになり、彼のほうが掃除や洗濯をやるようになりました」

2人とも忙しく、食事はほとんど外食だったので、結果的に清潔好きな夫のほうが家事全般を受け持つようになった。実はこの点についても、彼の不満は募っていたのではないかと由貴さんは振り返る。