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あなたも「繊細な人」かも…「HSP」が流行っているこれだけの理由

その思想と歴史から見えてくること

「繊細さん」とは?

いろいろなできごとに敏感で、周囲の人びとに対して気を遣い、ちょっとしたことにも動揺しやすい「繊細」な人が、「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と名付けられて、話題になっている。

テレビや新聞・雑誌で特集が組まれたり、書店でコーナーがあったり、皆さんの中にも、「繊細さん」やHSPという言葉をご存じの方も多いだろう。

心理学での専門的用語では「感覚処理感受性(Sensory Processing Sensitivity: SPS)」とも呼ばれていて、ある種の生まれつきの性質や気質を意味している、という。

脳が外部からの刺激に対して敏感で、身体的刺激だけではなく、対人関係や感情的なことについても、その意味を深く考えて情報処理をする特性と定義されている。

このように敏感である結果、些細なことでも気がつきすぎて、いろいろ頭の中でチェックするために行動がフリーズしたり、感情的にひどく動揺したり、対応する前に深く考え込んでしまう、という。

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外からきた刺激を深く(Deep)処理することが原因となって、刺激を受けやすく(Overstimulated)、感情的な反応が強く(Emotional)、人に共感しやすく(Empathy)、ちょっとしたことに敏感である(Sensitivity)という性質の頭文字DOESが特徴とされる。

あくまで、人間の気質や特徴の傾向の一つであって、5人に1人はHSPとされる。
また、その特性のためにストレスを溜めてうつ状態になることはあり得るが、「繊細」過ぎることは病気や障害とイコールではない。

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