「Clubhouse」使われ方を大予想

ではこのClubhouse、今後どのような使われ方をしていくのでしょうか。Zoomのようにオンライン飲み会をするもよし、顔も部屋も映らないので知らない人と話すのも少し気楽。いわゆる井戸端会議のような使い方が今のところ日本では(まだ一週間弱ですが)主流です。

でもこれが長く続くことはなさそうです。少しでもClubhouseを使ってみた人はわかると思うのですが、広告が一切出ないのです。ラジオでもテレビCMでもインスタでもYouTubeでも広告は当然流れるのに、Clubhouseはアプリ自体も無料で使用中に広告も入らない。

ということはこのままClubhouseを一般人が使い続けたところで、広告も課金もない=マネタイズできていない。先週の報道が確かならば、時価総額は1億ドル。これを裏付ける将来性と収益性はどのように作り上げていくのでしょう。

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ここからは憶測ですが、今後Clubhouseは大きく分けて3パターンの使われ方が考えられます。1)井戸端会議ラジオ 2)セレブ対それ以外 3)音を使ったエンターテイメント。

1)の井戸端会議ラジオは現状通り、知り合いとたわいもないことを話す。2)のセレブ対それ以外はアメリカで大流行している理由で、自分の憧れのスーパースターが他のスターと会話をしているのが聞ける、運が良ければ自分もその会話に入れてしまう。これは政治家や大企業のCEO、インフルエンサーやお笑いの方の座談会にも利用できるでしょう。

3)は音を使ったエンタメをClubhouseで広める、ここが本当にブルーオーシャン、いくらでも広がりを見せる可能性があります。例えばピアニストがリクエストを聞いて生演奏をする、歌手が家で鼻歌を口ずさむ、声優たちがトークをする、寝る時刻になったら歌のお姉さんが子守唄を歌う、その他にも落語、漫才、インディーズバンド、ニュース、天気予報、英会話レッスン、瞑想など音声だけだからこそかけ流しておくこともできます。

この2)と3)に対しては、間違いなく収益を生むことができます。サブスクで入れる部屋を作るか、投げ銭できるようにするか、課金制にするか、チケットを売るか。良くも悪くも後に残せないのでまるでコンサートに行っているかのようなライブ感を味わうにはもってこいのシステムかと思います。