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『その女、ジルバ』に絶賛の声! なぜ池脇千鶴は「劣化」「老婆」の侮蔑を吹き飛ばせたのか?

「劣化」の答えは『ジルバ』の中にある

今冬クール、「女性から最も支持されているドラマ」と言えば文句なしで『その女、ジルバ』(東海テレビ・フジテレビ系)だろう。

同作の主なあらすじは、結婚相手と破談になったあと恋人のいない日々を過ごし、仕事でも大手百貨店から「姥捨て」と揶揄される物流倉庫へ左遷。主人公の笛吹新は公私ともに肩身の狭い日々を送り、「どうせこのまま何も変えられない」と人生をあきらめていた。新は40歳の誕生日を一人寂しく迎えたが、超熟女バーでの出会いを通して生きる力を取り戻していく……。

文字で簡単に書くとチープに感じるかもしれないが、すべての女性たちに勇気と希望を感じさせるような世界観で、序盤から支持を集めている。「老い」を真正面から扱った上で笑い飛ばす、軽やかな脚本・演出が素晴らしいのは間違いない。

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ただ、それも演じる俳優たちの熱演あってこそであり、その中心にいるのが主演の池脇千鶴。

しかし、第1話放送の3日前にあたる1月6日の番宣特番『クイズ!ドレミファドン!冬ドラマ豪華俳優陣が激突!新春SP』(フジテレビ系)に出演した池脇に、「老けた」「劣化がヤバイ」「顔がシワシワ」「老婆?」などの侮蔑的な言葉が浴びせられ、一時的に「池脇千鶴」はネット上のホットワードと化していた。

 

侮蔑的な言葉は賛成できないが、一方でそう言いたくなる人の気持ちもまったく理解できないわけではない。池脇と言えば朝ドラ『ほんまもん』(NHK)で主演を務め、日曜劇場『太陽の季節』(TBS系)では滝沢秀明の相手役を担うなど、「清純派」のど真ん中を歩いていた女優。

まだ39歳であり、同い年の柴咲コウ、安達祐実、片瀬那奈、内山理名、星野真里、MEGUMIらを見ても、決して急激に老ける年齢ではないことがわかるだろう。

では、なぜ侮蔑的な言葉が飛び交ってしまったのか。その答えは池脇の女優人生と、「老けた」「劣化」などと言われながらも絶賛を集める『その女、ジルバ』の中にある。

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