# 介護

無職の40代次男が老母を「虐待」の大ピンチに、長男の「意外すぎる行動」

家族が壊れてしまう前に
太田 差惠子 プロフィール

家族関係が壊れる前に

コウスケさんは母親が宿泊介護を受ける日に、帰省して弟と酒を飲みながら話したそうです。

「弟は『介護保険って、使えるね。お袋が毎日のように出て行ってくれるから助かるよ』と言っていました。どの口が言ってんだと思いましたが、弟もどうしていいか分からなかったんですね。母親の心配がなくなり、弟も仕事をはじめることができました」

コウスケさんは安堵の表情を浮かべていました。

 

親の介護が始まると、疎遠になっているきょうだいとも向き合う必要がでてきます。それが結構大変で、「こんなことなら、一人っ子の方がまし」という声をしばしば聞きますが、愚痴ったところでどうしようもありません。

親にサポートが必要になったり、同居家族との雲行きが悪い様子を察知したりしたら、なるべく早い段階で、地域包括支援センターに相談しましょう。

ホームヘルプサービスやデイサービス、場合によっては施設入居で(仲が悪くなっている家族を)分離することも含め一緒に対応を考えてくれるでしょう。

家族だけで抱え込まず、専門職に関わってもらうことで、一気には難しくても少しずつ課題は解決の方向に向かうはずです。

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