# 介護

無職の40代次男が老母を「虐待」の大ピンチに、長男の「意外すぎる行動」

家族が壊れてしまう前に
太田 差惠子 プロフィール

介護放棄が生じる家庭は、虐待を行う者と受ける者の2人暮らしのことがほとんど。虐待を行うのは「息子」が約4割と最も多く、次いで「夫」となっています。互いに負担を感じる介護の現場では、2人きりの生活は息苦しいものなのかもしれません。

筆者は相談先として、コウスケさんに地域包括支援センターを提示しました。「よくある話で、恥ずかしいことではない。包み隠さず気がかりなことは全部話して相談した方がいいですよ」と声をかけました。

 

地域のサービスを軽視してはいけない

その後、コウスケさんは母親の暮らす地元の地域包括支援センターで状況を説明、相談したそうです。

母親は介護保険の認定を受け、要介護1となりました。「小規模多機能居宅介護」というサービスを利用することになりました。「通所介護」を中心として、希望に応じて、「訪問介護」や「宿泊介護」のサービスを組み合わせて利用できるサービスです。母親は毎日のように通うようになり、表情が明るくなったそうです。

「弟が難癖をつけないかと恐れていたのですが、とんとん拍子で介護保険の認定がおりたし、支援センターの職員さんも、ケアマネさんも熱心に母を見てくれているので、弟は口を挟む余地がなかったようです」

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