# 介護

「無職の息子」が介護するフリして「母の年金」で生活し始めた…そのヤバい末路

母親は「あの子が仕事をしない」と…
太田 差惠子 プロフィール

しばらくして母親からは「あの子が仕事をしない。年金を全部とられる」と電話がかかってきました。介護どころか、弟の食事まで母親が準備をしていたのです。

コウスケさんは帰省し、弟に対して「仕事を探せ。お袋の年金で生活するっていうのは、おかしいだろ」と注意しました。すると、弟は怒りだし、コウスケさんに対して「帰れ」と叫び出したそうです。

最初、とりなしていた母親も、「今日は、帰って」と言いました。わざわざ新幹線で行ったのに、母親は弟の言いなり。しかし、どうしようもなく、コウスケさんは少し様子を見ることにしたのです。

歩くこともままならなくなった母親

三か月後、コウスケさんが実家を訪れたところ、母親は床に臥せ、やつれたように見えました。やせたようにも見えます。家のなかは散らかったまま。キッチンにはコンビニ弁当の入れ物や、カップ麺、パンの袋が散乱していました。

家はちらかり… photo/iStock
 

母親はコウスケさんにお茶を入れようと立ち上がりましたが、よろよろしており、慌ててコウスケさんが体を支えました。

コウスケさんは弟と話そうとしましたが、声を掛けても、返事はなし。弟は自分の部屋に閉じこもったままでした。

「母親は、そんな状況でも、弟のことをかばうんですよ。『あの子も、色々大変だから』と。このままでは母親はどんどん具合が悪くなってしまう。いったいどうすればいいんでしょう」とコウスケさんは頭を抱えるのでした。

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