2021.02.16
# 転職 # キャリア

転職は厳しい、出世もムリそう…管理職になれなかった「おじさん社員」の末路

佐藤 敦規 プロフィール

「駄目な自分」を受け入れよ

だからこそ、管理職経験がある人は「少なくともこの人を採用しても部下たちに迷惑をかけて社内を混乱させる心配はないな」と、安心してもらえるのです。残念なことに、管理職に就いていない人よりも社外における評価は高くなります。

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残酷なことをいえば、サラリーマン人生であなたは負けてしまったのです。

「直属の上司との相性が悪かった」「配属された部署が時流にのらなかった」などの運に左右された要素もたしかにあったのかもしれません。

ですが、入学試験やスポーツの試合は結果だけが残るように、会社員としての評価も同じです。「あいつより普段は俺のほうが成績はよかった」「練習では俺のほうが上手かった」と言っても真に受ける人はいないでしょう。

私も、50歳近くになっても管理職にはなれませんでした(実務も誇るほどのものはありませんでしたが)。現実に目を向けるのはつらいかもしれませんが、自分のいまの立ち位置を受け入れることが、第一歩となります。

ただ、これで終わりというわけではありません。

 

人生100年時代、前半戦は負けてしまったとしても、まだ後半戦があります。

思い出してください。マラソンでも30キロ地点からが勝負といわれています。

後半戦で挽回すればいいのです。

その方法として、転職や社内での出世が難しい方におすすめしたいのが、「資格」を取り、その資格で仕事をすることです。

私も50歳で資格を取って社労士となったことで、サラリーマン時代から年収は上がり、仕事の充実感も得られるようになるなど、新しい人生を切り開けました。

これは決して簡単な道ではなく、資格取得後も営業などの努力は必要です。それでも、資格試験は学歴、役職、年齢、そしてこれまでのキャリアやスキルも関係なく、誰しもに平等に開かれた門戸です。いまの環境の延長上に幸せな未来が描けない人のための、敗者復活戦なのです。

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