2021.02.16
# キャリア # 転職

転職は厳しい、出世もムリそう…管理職になれなかった「おじさん社員」の末路

佐藤 敦規 プロフィール

面接にさえたどり着けない?

一方、管理職経験がないおじさん社員の転職活動は厳しいものがあります。書類選考で落とされ、面接にさえたどり着けないことも多いでしょう。いまの会社以外に活路を見出すのが難しく、好転のきっかけを得られないのです。

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現代は昇進の年齢が遅れる傾向があるとはいえ、大半の会社では早ければ30代後半、遅くとも40代の前半には課長まで昇進します。つまり40代後半になって課長以上の役職に就いていない、もしくは就いたとしても維持できなかったという人たちは、今後の好転が難しいのです。

「管理職になれなかったのは運が悪かっただけだ」「管理職になったあいつよりも俺のほうが実務はできた」「営業力なら課長よりも俺のほうが上だ」「俺は上司ではなく、顧客を第一に考えてきた」と反論する人もいるでしょう。

たしかに協調性や会社への忠誠心を昇進のポイントとする会社もあるため、実務能力がそれほどない管理職もいるでしょう。しかし、転職市場において「役職名」が一定の効果を発揮するのは、揺るぎようのない事実なのです。

「課長ではないけど係長ではあるから、頑張れば今後、課長を目指せるはず」という人もいるかもしれませんが、正直、微妙なところです。

まだまだ年功序列の意識が残っている日系企業のなかには、勤続年数さえ長ければ温情で係長までは昇進させてくれる企業もあります。

 

しかし課長への昇進となると、試験を受ける必要があるなど一定の基準がある場合が多く、社内政治で誰でもなれるわけではないでしょう。

よって、40代後半以上で、課長以上の役職に就いていない方は、会社にしがみつくのとは別の生存戦略を考える必要があります。

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