大炎上した「ゆきぽよ」、見誤った「テレビ業界のルール」と「今後の大きな不安」

テレビ局側の不安
片岡 亮 プロフィール

今回の騒動の発端となったエピソード――2019年5月、ゆきぽよの自宅にいた男が泡を吹いて倒れ、病院に搬送されたところコカイン使用が分かって逮捕、結果、1年6カ月の実刑判決を受けたと伝えられている話――について、ゆきぽよは、後付けで「しつこく付きまとわれていたし、お世話になった先輩の紹介だったので切りづらかった」と釈明している。

おそらく彼女にとってはこれが初めて「世間向けに作った話」だったのではないか。

ただ、軌道修正が遅かったせいで、彼女には不安な問題が残る。裏社会に詳しい知人ライターは「一番怖いのは、いま刑務所にいるであろう元カレが出てきたとき。ゆきぽよが言っているとおり、本当に“しつこく付きまとわれていた”ならいいですが、もし事実と違っていたら彼女の弱みになります。不良連中は過去の話をネタに強請ることも多いので」と言っていた。

 

テレビ局が起用を渋るワケ

実際、ネット上では、「バレるとテレビは厳しくなりそう」と、さらに危ない話が潜んでいると示唆する事情通も出てきている。彼女がいまから印象の悪い話を封印しても、外からボロボロと次のエピソードが出てくる可能性があるから、起用に二の足を踏むテレビ関係者も出始めている。

そして、「元カレがみんなワルだった」なんて話を一切できなくなったゆきぽよに需要があるのかという問題もある。もし当たり障りのない話しかできなくなれば当然、別のタレントにその座を奪われるのも時間の問題だ。

結局、本当にぶっちゃけ話をするのは損なのだ。井岡より大きな入れ墨を持っていても塗料で隠しているボクサーは批判を受けていない。本来メディアには「人々の見られないものを見せる」役割があるが、2021年の世間は「見たいものだけを見たい」傾向が強く、その需要を上手に満たせる者が求められていく。フェイクやヤラセを排除しつつも、一方でリアルが必ずしも受けるわけではなく、「リアルに見せる演出が最適」となっている。

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