株式市場は乱高下してきた photo/gettyimages

日本株の乱高下相場で「プロがひっそり仕込む60銘柄」の全実名を公開する!

「割高・割安」両方の成長株を保有せよ

日本株市場で「銘柄物色」に異変アリ!

株式市場は、調整含みとはいえ依然として高値圏で膠着といった感じだが、市場の中では昨年末から大きく銘柄の物色が変化を見せている。過去数年に上昇してきた銘柄が昨年末から今年に入って弱含み、逆に今まで延々と割安に放置されてきた銘柄が高パフォーマンスを見せているのだ。

特に1月最終週に入ってからこの動きが急速に強まっており、今まで堅調であったグロース・モメンタム株の代表格のエムスリーなども一気に値を崩している。昨年までの株式市場は「高くても良ければ買い」がセオリーであり、これは衝撃的な変化といえるだろう。

図:去年と今年 ファクターリターン比較
図:去年と今年 ファクターリターン比較 出所 : Datastream
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事実として、上図のように昨年1年間の主要な割安系や逆張り系のパフォーマンス(ロングショート、東証一部上場銘柄の4分位)について、昨年1年間の月次平均値と、今年1月第一営業日から足元までの値を比較すると、明らかに逆の動きが見られている。

この図は、昨年は高PER、高PBRなどの割高な株や、中長期で上昇してきた株がそのまま順張りで上昇を続けてきたのに対し、2021年始からは逆に低PER、低PBR、そして過去に低リターンであった銘柄が反転上昇していることを意味している。

そのまま解釈すれば、「売られて放置されていた銘柄の再評価」や「暴走したグロース銘柄の崩壊」といった印象を受けても不思議はなく、事実としていくつかのメディアにそういった論調の記事を目にすることもある。

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