日本のコロナ対策は過剰…「常識」を疑うべきシンプルな理由

健康被害をもたらすかもしれない
大原 浩 プロフィール

国内での都市封鎖は意味があるか?

ウイルスが国内に入る前の「国境封鎖」は極めて効果がある。ウイルスが入ってこなければ感染が広がらないのは当然だ。

日本の場合は周囲を海に囲まれているから封鎖は簡単だが、地続きの国境でも武装した警官や兵士などが立っているから簡単には超えられない

それでは国内の場合はどうであろうか?

「都市封鎖」の場合は、中世の都市のように高い城壁で囲まれていない限り、国境封鎖とは違い抜け穴だらけだ。したがって、それほど効果があるとは思えない。

また、共産主義中国のような、軍隊や警察が取り囲んで一歩も外に出さない本当の「都市封鎖」の場合にも問題がある。人権問題はもちろんのことだが、いち早く情報を聞きつけた共産党員など政治にコネのある人々が、封鎖が実行される前に「駆け込み」で「脱出」する。武漢では実際にそのようなことが起こり、かえって感染症が広がったともいわれる。

現在の民主党バイデン政権ならば、中国に倣って強権的封鎖をするかもしれないが、まともな先進国ではそのようなことは簡単にできない。

いくら法律で強制しても意味が無く、「自主的行動制限」と効果は変わらないとの研究レポートがある。

1920年に始まった米国禁酒法がどのような結果をもたらしたのかを考えると、このレポートは信憑性があると思う。

 

禁酒法時代、「非合法となった酒」を売って、アル・カポネを始めとするギャングががっぽり儲けてマフィアが巨大化したのは有名だ。いくら禁止しても人々は酒を求めるし、「犯罪」となることでギャングの商売を助ける。

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