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日本のコロナ対策は過剰…「常識」を疑うべきシンプルな理由

健康被害をもたらすかもしれない

ロックダウンは流行初期でなければ効果は低い

感染症の広がりの初期段階での「隔離」やロックダウンは明らかに効果がある。

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例えば、致死率が25~90%と言われる恐ろしいエボラ出血熱が、2014年に西アフリカで大流行した時には、世界中の国々が「わが国も……」という恐怖におびえたし、実際米国では発症者が現れた。

しかし、徹底的な封じ込め政策で「アフリカ大陸の外に出さない」ことを優先したので、幸いにもこの殺人ウイルスが日本を含めた世界に広がることは無かった。

今でも「2014年の西アフリカエボラ出血熱流行」と呼ばれているのは、日本を含めた世界の人々にとって幸いだ。そして、西アフリカの犠牲者の方々にお悔やみ申し上げる。

もちろん、ウイルスの一般的な特徴として

1. 致死性の高いウイルスは感染力が弱い
2. 致死性の低いウイルスは感染力が強い

ことがあげられる。

ウイルスは普通「生物ではない」とされるが、その理由の一つに「宿主がいなければ自力で増殖できない」ことがあげられる。つまり、極端な話、エボラ出血熱のような致死性の高いウイルスの感染力が強ければ、あっという間に人類を全滅させてしまい、宿主を失ったウイルスも全滅してしまうということである。

したがって、中国・武漢発の新型肺炎が世界中に広がった現在、一般的傾向として弱毒化していることは当然とも言える。当初5%程度と言われていた致死率も2%程度に下がっている。

強毒型の変異種云々という話もあるが、変異(進化)は線形的に起こるのではなく、同時多発的に起こった内容が「自然選択」されるので、全体的な弱毒化の傾向には変わりが無いと考える。

 

強毒型のウイルスの感染力が弱いことには感謝しなければならないが、西アフリカに封じ込めることができた理由はそれだけでない。アフリカ諸国が、「アフリカの外に出さない」方針に協力し、西側先進国の医療援助を受け入れ、感染情報を包み隠さずに提供し、強力な対策を講じたからである。

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