「不倫リピート夫」中村芝翫と「神対応妻」三田寛子の「不思議すぎる関係」

ルーティーン不倫もいつかは離婚につながる
堀井 亜生 プロフィール

夫を支えているという「覚悟」

一見すると特殊な関係性に見えますが、私の依頼者にはこういうタイプの人が数人います。

夫にとってはルーティーンのようなものといっても、不倫をされた妻が何も感じないというわけではもちろんありません。毎回夫の不倫にショックを受けて、悩みながら相談にいらっしゃいます。

それでも、夫が不倫相手と別れたら、夫を叱りつけた上でブランドのバッグを買ってもらうなどの埋め合わせをしてもらい、それでその回の不倫は水に流します。

こういった妻に共通しているのは、自分が夫の全てを支えているという覚悟なのだと思います。ずっと二人三脚でやってきて、仕事もプライベートも自分なしでは成り立たなくなっているという関係性が、妻に不倫を我慢させるのでしょう。

上に挙げた医師の妻も、医院の経営に深く関わっていて、「自分が病院を守らないといけないから」と私に話していたことがあります。

 

また三田さんも、以前のインタビューで、「照明から舞台側は役者の仕事。客席側はすべて妻の仕事」「舞台にかかりきりの主人の名代として、ご贔屓筋をはじめ見にきてくださったお客様へのご挨拶、ご案内、ご接待、お礼、お見送り…といったこともすべて私の務めです」と語っています(参照「三田寛子激怒させた禁忌…中村芝翫の不倫相手は贔屓筋だった」)。

そんな覚悟があるから、不倫リピート夫の妻たちは気持ちを強く持って、不倫が発覚してもその都度割り切ろうとしているのだと思います。

夫の方も、何度不倫をしても妻は離婚を求めない上に事後処理までしてくれるから、不倫をしないように、発覚しないようにと気を付ける意識を持たずに不倫を繰り返すのでしょう。

まして芸能人や経営者など、自分自身にブランド力のある人ですから、人付き合いも多く、近寄ってくる女性も後を絶ちません。

不倫をすると多くは一度か二度で離婚まで行くので、「不倫リピート夫」はなかなか生まれません。ブランド力はあるがだめな夫とそれを公私で支えるしっかり者の妻という組み合わせによって生まれるものなのです。

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