# 新型コロナウイルス

コロナで増える「メンタル不調」…1万人の健康を守る産業医が教える「3つの対策」

政府は7日が期限となっている新型コロナウイルス対策の「緊急事態宣言」について、東京、大阪、福岡など10都府県で1か月延長する方針を固めた(栃木県のみ解除、1日21時30分現在)。

未だ収束の兆しが見えないコロナ禍においては、感染症拡大防止策と経済対策という2つに加え、気をつけなければならない重要な課題があると指摘するのは、産業医の池井佑丞氏だ。

不安を抱えながらも働き続けるビジネスパーソンに起こりうる「メンタル疾患」のリスクと、企業が取るべきその対策について解説いただいた。

コロナ禍で増える「メンタル不調」、3つの要因

「コロナうつ」という言葉に代表されるように、コロナ禍におけるメンタルヘルスの問題は周知されてきており、実際に産業保健の現場に身を置いている私自身もメンタル不調の訴えを多く聞くようになってきています。

昨年7月以降、国内の自殺率増加が昨今話題になっていますが、その要因はコロナの影響による貧困問題だけではなく、メンタル不調にも関わりがあると思われます。

Photo by iStock
 

コロナ禍におけるメンタル不調の要因は以下の3つに大きく分けられます。

(1)コロナへの感染や収入に関する「不安」
(2)コロナ禍における他者や会社の対応に対する「不満」

(3)自粛生活・在宅ワークによる生活リズム、活動量の変化

私は、約1万人の従業員の健康管理を行う産業医であり、現役のプロキックボクサーとして多くのプロ選手を指導するトレーナーでもあります。医師としての知見と、アスリートとしての実践を踏まえて、人々の心身の健康維持に取り組んでいます。

今回は産業医として、メンタル不調の3つの要因に対して、企業が行うことのできる対策をひとつずつ考えていきたいと思います。

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