photo by istock
# パチンコ

「やることがなくて」…緊急事態宣言下でパチンコにハマってしまった人が増加中

有り金を溶かすほどは打たないが…

売り上げは減少の一方だが…

24時間営業の代名詞とも言える牛丼チェーンですら、20時以降はテイクアウトオンリーに切り替わるご時世。緊急事態宣言が出されたエリアの住宅街駅前はネオンサインも消え、ひっそりと静まりかえる。

だが、パチンコ店だけは20時以降もひっそり「営業中」の看板を掲げているのが見える。東京都内では、緊急事態宣言が発令されてからも、パチンコ店は短縮営業のところもある一方で、通常通りオープンしている店舗もある。

photo by istock
 

週5のペースでパチンコに通う50代男性は言う。

「去年の緊急事態宣言のときは、パチンコ店も一斉に休業しちゃって、最悪でしたね。インターネット掲示板『爆サイ』を読みながら、『お、京王線沿いのあそこは開いてるぞ』なんて向かうと、とんでもない行列が出来てたりして。車で県外まで『遠征』しに行く人も割といましたね。

その点、今回はあんまり影響ないですね。なかには自粛警察を恐れて『消灯営業』してるところもあるらしいですけど、台の前に座っちゃえば一緒ですから。朝並んでる時の周囲の目が気にならないかって?そんなのコロナの前から変わらないですよ」

長年パチンコ台の前に座り続けてきた人からすれば、今年よりも去年のほうが「緊急事態」だったのかもしれない。事実、店舗によって差はあれど、パチンコ業界全体としてコロナの影響で売り上げが落ち込んでいるところが多いと言う。

あるパチンコ店経営者は次のように言う。

「ここ最近のパチスロでは、射幸性の高い旧規制機種が次々と撤去され、そもそも客足が遠のきつつあります。パチ屋はパチ屋で、めちゃくちゃ初期投資と維持費のかかる商売です。

台の設備投資も回収しなきゃいけないし、最近は完全分煙のレイアウト変更や内装の張り替えでも、相当の費用がかかりましたね。コロナで空気清浄機も台数も増やしましたし。本格的に休業要請が来るまでは、店を閉めたいと言い出す経営者はいないんじゃないでしょうか。

お客さんからしても、回る台を長い時間かけて回したいはず。『時短なんで帰ってください』とは言いづらい」

関連記事