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3年以内に「介護破産」…母親の老人ホーム利用料に苦しんだ一人娘の大失敗

在宅介護を選ぶ意外すぎるメリット

鈴木恵子さん(仮名・55歳)の母・初江さん(87歳)は、5年前に急に倒れて介護が必要になった。必死に探し回ってようやく近隣の手頃な有料老人ホームに入れることになったが、そこは入居者を1人で食事させておくような劣悪な施設。しかも運営母体が経営破綻したことで、閉鎖の危機に追い込まれる。

なんとか別の事業者が引き継ぎ施設は存続すると決まったものの、安堵する恵子さんを待ち受けていたのは「第二の地獄」だった…。

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 →82歳の母親を「入居金0円」の老人ホームに入れて、大後悔した一人娘の悲劇

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一時金「300万円」に愕然

「ほっとしたのも束の間で、施設維持のため料金値上げの要請が来たのです。値上げ額は、月額利用料5万円、くわえて一時金300万円を徴収するというものでした。

一時金を払ってしまうと、母の貯金は600万円程度にまで減ってしまいます。さらに毎月5万円多く払うと、預貯金の減りは加速するばかり。母があと何年生きるかわからない中、私に資金力がないため、気持ちはあせるばかりでした」

減額してもらえるよう、恵子さんは何回か施設に相談にも言った。ただ、民間の施設であり、一度経営破綻してしまったこともあって、一時金や月額料金が払えない利用者には、転院してもらうしかないという返事だった。ただ、急なことなので、半年ほどの猶予期間を設けるとのことだった。

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