史上最も人気が無い大統領?
11月3日の投票日以降、世界中が大統領選挙の動向に注目した。結局、「確実な証拠が山ほどある」(1月10日の記事「それでも『臭いものにふたをすれば民主主義の危機だ』と叫びたい」3ページ目参照)選挙不正という臭いものにふたをしたジョー・バイデン候補が大統領に「ごり押し当選」した。

平和的な政権移管が行われたことによって、トランプ元大統領の「民主主義と平和への強い思い」も国民に伝わったと思う。大統領を退いてからもトランプ氏の「民主主義と平和を守る戦い」は続くはずである。
もちろん、国民が世間を騒がした不正選挙問題を忘れたなどと言うことはあり得ない。
例えば、ワシントン・ポストとABCの共同世論調査(1月17日に発表)で、国民の32%が「大統領選でバイデン氏は正当に勝利しなかった」と答えた。
民主党寄りのオールドメディアの調査でさえ、「国民の声」をかき消すことはできない。実際には、共和党支持者の大部分、民主党支持者の一部、さらには無党派層を含めた全国民の約半数が「選挙不正はあった」と考えるという独立系のリサーチ結果が正しいのだと考える。
それに対して、トランプ氏の国民的人気は熱狂的とさえ言える。
毎年行われるギャラップ社の「世界に存命している男性の中で、最も尊敬している人物は誰か?」という調査がある。
大統領選挙投票日後の昨年12月1日から17日に行われた調査によれば、トランプ大統領が1位(18%)である。それに対してバイデン氏と答えた人は全体のたった6%しかいない。
この状況でバイデン氏がトランプ氏にはっきりした差をつけ勝利したことが「おかしい」こと、は、理性的・合理的な考えのできる人物であればすぐにわかる。もし不正が無ければ「トンビが鷹を生んだ」に類する話である。
このような問題だらけのバイデン政権はこれからどうなるのか?
昨年9月に政権移行したばかりなのに、1月15日の記事「大丈夫? 二階俊博の顔を見すぎる菅首相、それでも他にいないのか」という状況に陥ってしまった菅政権と比較しながら考えてみたい。