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日本より感染者は圧倒的に少数…韓国のコロナ対策「成功していること」「失敗していること」

やっとカフェが開いた

韓国政府は1月16日、これまでの新型コロナ対策として実施されていた行動制限の一部を緩和した。それによって、それまでテイクアウトしか許されなかったカフェなども、やっと店内で座ってお茶をすることが可能となった(ただし制限時間は1時間。さらに飲料やデザートを摂取していない時はマスク着用が義務付けされ、これを違反した場合は10万ウォン〔1万円程度〕以下の罰金が課される)。

また、これまで営業できなかったスポーツジムやカラオケなども制限付きで営業ができるようになり、学習塾なども人数制限をした上でも対面授業が可能になった。

「かれこれ2ヶ月近くですからね、店内飲食が禁止になって。いきなり元の暮らしに戻れるのか……」

ソウル市内でカフェを営む友人は「もちろん再開は嬉しいけど」と言いながらも、「少し不安もある」という。

「果たしてお客さんが来てくれるか? やはり感染の危険もあるわけですし。でもテイクアウトだけでは収入激減ですから仕方ないんですが」

韓国政府は新型コロナ「第三波」がやってきたことを受け、11月下旬から首都圏での対策レベルを引き上げ、カフェの室内での飲食禁止、食堂は21時までの時短営業などを実施していた。さらに12月初旬にはスポーツジム、カラオケ、学習塾などにも休業が命じられてきた。

韓国・ソウルのカフェ〔PHOTO〕Gettyimages
 

今回、制限の緩和に踏み切ったのは、陽性者数が減少傾向に転じたからだ。1月中〜下旬のこの数日間は1日に確認される新規の陽性者数が400人前後。1000人を突破した12月半ばに比べたら3分の1近くまで減少した。ただ新型コロナ対策のリーダーであるチョン・ウンギョン長官は決して油断できないという。

「皆さんの生計のことを考えた措置です」

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