2021.02.01

菅首相の“愚策”で、じつは“数十兆円”という「国民の税金」がドブに捨てられる…!

中原 圭介 プロフィール

税金で「感染拡大」して、税金で「後始末」という愚

今でも国民の7割程度は自らができる感染対策(3密回避、マスク着用、手洗い消毒)や不要な外出自粛を継続しています。それでも1割程度の人々に気の緩みが生じれば、感染爆発が起きるには十分すぎるほどなのです。というのも、徹底した感染経路の調査が機能するのは感染者が数百人単位が限界であり、千人単位では調査で追い切れなくなるからです。

もとより経済の専門家のあいだでも、経済活動を無理に推し進めれば感染爆発が起きて、経済がかえって想定以上に悪化してしまうという懸念が広がっていました。結局のところ、コロナ対策の大失敗が経済をいっそうダメにしてしまったというわけです。本末転倒とはまさにこのことです。

いずれにしても、Go Toトラベルによって新型コロナが東京都心から全国に拡大したのは、紛れもない事実です。税金を使って感染を広げ、税金を使って後始末をするというのは、あまりに馬鹿げていて滑稽すぎることです(外国人の入国制限の緩和も感染拡大の要因のひとつですが、この記事では触れないのでご了承ください)。

 

安倍前政権下で感染拡大の第1波に見舞われた際には、実施した対応策の反省すべき点を教訓としてたくさん与えてくれたはずです。

それを将来の政策に生かさなければならないのに、菅政権下ではそういった教訓が生かされている形跡はまったくありません。それどころか、歴史と科学の知見を無視する傾向が強まってしまっているようです(参考記事:『GoToキャンペーン、なぜか止めない菅政権の「反知性主義」という末路 政治の無能さをさらけだした縮図』)。

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