「ラスト20分の真実。この世界の終わりに、あなたは心奪われる」。意味深なキャッチコピーが公開前から話題を呼んでいる映画『名も無き世界のエンドロール』が1月29日からいよいよ公開となる。この映画の主演を務めるのは、三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマーとして活躍しながら、ラブロマンスからサスペンスまで幅広い作品での演技が評価されている岩田剛典さん。そして、日本だけでなく世界でも活躍する新田真剣佑さんの2人だ。

プレゼントは今も大事に。
忘れられないクリスマス

ーー映画の冒頭シーンで、岩田さん演じるキダと新田さん演じるマコトの幼馴染みが“ある壮大な計画”を実行するのはクリスマスイブの夜。そこで、思い出に残っているクリスマスのエピソードを聞いてみると、童心に返ったような笑顔で答えが返ってきた。

撮影/生田祐介

岩田 まだサンタさんを信じていた小学生くらいの頃、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくるデロリアンっていう車型のタイムマシンがあったんですけど、その模型がすっごく欲しくて。クリスマスの朝、枕元にデロリアンが置いてあったときの感動は今でもすごく覚えていますね。めちゃくちゃ嬉しくて、ずっと大事にしていて。いまだに実家にあると思います。

新田 クリスマスといえばスキーかな。家族で雪山に行ってスキーして、クリスマスプレゼントをもらったりして。子どもの頃は僕もサンタさんを信じていたんだけど、ある日、家の中にサンタさんがくれたプレゼントと同じラッピング用紙を見つけたことがあったんですよ。それがきっかけでサンタさんを信じなくなったなぁ(笑)。

ーー思い出話を無邪気に語ってくれた2人。劇中では山田杏奈さん演じる転校生のヨッチとともに、家族のように支え合いながら幸せな日々を過ごす。学生時代の3人の絆は深く、フレッシュさにもあふれている。が、大人になってからのキダとマコトに明るさはなく、冷淡でダークに。その明暗の演じ分けは観る者を惹きつける。

撮影/生田祐介

新田 監督にも言われていたんですけど、明暗のメリハリが大きければ大きいほど最後の衝撃が大きくなるので、その部分はとても意識していました。特に学生時代の“明”のところは、テンション高めではしゃいでいる感じにしたかった。その分、大人になったときとのギャップをより演出することができるし、それを観ている方にも分かりやすく感じてもらえると思ったので。

岩田 サスペンスって伏線回収がキモになってくると思うので、時系列を考えながら演じるのはとても繊細な作業でしたね。でもそこは、監督が一番気にかけてくださって、迷わず演じることができました。すごく心強かったです。この映画はキダとマコトのバディものっぽいストーリーなんですが、時間軸は一緒でも、別の場所で行動していることが多いので、劇中でマコトを想像することもたくさんあって。完成品を見て「ちゃんと前後がつながっていてよかった!」と安心しました。

(c)映画『名も無き世界のエンドロール』製作委員会