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外出自粛で「巻き爪」に苦しむ人が急増…知っておきたい「爪が悲鳴をあげているサイン」

巻き爪といえば、細いパンプスを履いたり、長時間歩いたりすることで、起こると思っていませんか? もちろんこれらも巻き爪となってしまう主な原因ではありますが、巻き爪は歩かないことでも発症します。普段、問題のなかった靴を久しぶりに履いて親指に痛みを感じたら、それは巻き爪が悪化しているサインかもしれません。

外に出る機会が少なくなっているこの時期ですが、改めて巻き爪の原因や予防、そして最新の治療法について、日本初の巻き爪の特化したWEBサイト「巻き爪・陥入爪治療の相談室」を開設した医師が、前後編で解説します。

※本記事には実際の症例の写真が掲載されています。ご注意ください

 

「巻き爪」と「陥入爪」の違い

巻き爪について解説する前に、みなさんがよく混同する「陥入爪(かんにゅうそう)」と「巻き爪」の違いや、言葉の定義について説明します。一般的には陥入爪を含めて巻き爪と呼ばれていることが多いですが、厳密には違う疾患です。

巻き爪:爪が内側に巻いている状態
陥入爪:爪が食い込んで炎症を引き起こしている状態

「巻き爪」は痛みなどの症状に関係なく、単純に爪が巻いている状態を示す言葉です。痛みの症状がある場合は「陥入爪」の状態ということになります。爪が極端に巻いても痛みが全くない方がいる一方、巻きがほとんどないのに陥入爪となっている場合もあります。

巻き爪の状態(痛みがなければ陥入爪ではない)
巻いてはいないが、陥入爪の状態

巻き爪はそれ自体では、痛みを伴わないこともあります。しかし、巻き爪は当然ですが放置すると爪が皮膚に食い込み痛みを生じる原因となります。そして、さらに放置すると、感染や肉芽形成がひどくなり治療がより時間のかかるものになります。ですので、早めのケアが重要になります。

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