子育ての切なさをスナックのママ風にぼやく4コマ漫画「スナック千代子へいらっしゃい」をFRaU webで連載している、イラストレーターの横峰沙弥香さん。旦那さんとの晩酌が盛り上がったときに、横峰さんが架空のスナックのママ「ピスタ千代子」になりきることから誕生した同連載では、“いつも片思い”な子育ての切なさがユーモラスに描かれています。

家族の可笑しみがたっぷりつまった横峰さんの作品。しかし、そんな作品を描く傍らで、横峰さんにはとてもつらい出来事がありました。晩酌の友であり、幼い子ども二人の父親である夫が、癌を宣告されてしまったのです。

癌を罹患していることを知ったきっかけは、奇跡的なものでした。家族のかけがえのなさ、そしてそのつながりが持つ不思議な力を感じた横峰さんが、このときの経験から得た大切な気づきを漫画で伝えてくれました。

※本記事は横峰さんのブログに掲載された内容を本人が加筆し再構成したものです。

夫が癌を宣告された日

2020年の秋、夫が突然の癌宣告を受けました。大腸がんのステージ2。それから数ヵ月くらいは激動の日々で、やっとあの時のことを夫婦で笑って話せるようになりました。