「鬼畜の犯行」なのか? 野田市小4虐待死事件から2年、加害者家族が語る「心愛さんへの想い」

阿部 恭子 プロフィール

「今年も子どもたちと心愛の誕生日を祝いました。クリスマスも雛祭りも心愛と一緒にお祝いしています」

心愛さんが生まれてきたこと、心愛さんと出会ったこと、それは家族にとってかけがえのない大事な出来事だった。心愛さんはこれからも、大事な家族であることに変わりはないという。

「助けてあげられなくてごめんね……」

真由さんはそう言いながら、心愛さんが大好きだった「午後の紅茶」のレモンティーを夏場は冷やし、冬は温め欠かさずお供えしている。

心愛さんを助けてあげられなかった後悔の念に、家族は今なお苛まれ続けている。

 

「加害者家族」としての過酷な日々

「心愛ちゃんが亡くなってからいろんなことがあり、これまで、長かったような短かったような……」

良子さんはこれまでを振り返りそう語る。加害者家族である栗原被告の家族は、心愛さんの死を悲しんでばかりはいられなかった。

栗原被告が逮捕されると、大勢の報道陣が自宅に押し寄せた。連日マスコミに追われ、食料を買いに出かけることさえできない日が続いた。

転居を余儀なくされ、心愛さんの死を悲しむ時さえ奪われるほど、家族の生活は追い詰められていた。

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