写真/NHK『おちょやん』公式サイトより引用

京都編絶好調の朝ドラ「おちょやん」ドハマりする人が急増しているワケ

千代、ハゲのカツラが似合いすぎる

目頭が熱くなる場面も多い

杉咲花(23)主演のNHK連続テレビ小説『おちょやん』(月~土曜午前8時)が俄然面白くなってきた。『あまちゃん』(2013年度前期)以来の抱腹絶倒の朝ドラだ。暗い気分になりがちなコロナ禍の時代に向いている。

目頭が熱くなる場面も多い。この作品はヒロインが家族愛に恵まれず、朝ドラとしては異色作に属するが、その分、杉咲扮する竹井千代が出会うのは温かい人ばかり。人情の存在を信じさせてくれる物語になっている。これもコロナ禍の今に合うはずだ。

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そのコロナ禍で放送開始が2カ月遅れてしまい、普段通りの番組宣伝が出来なかったことなどから、スタートダッシュに失敗した。連続ドラマは最初が肝心なので、これは痛かった。世帯視聴率は20%の大台に一度も届いていない。もっとも、遠からず大台超えは達成されるに違いない。SNSなどによって高評価が広まっているからだ。

放送開始前の触れ込みは「笑いと涙の物語」だったが、笑える場面が大幅アップしたのは舞台が大阪の道頓堀から京都に移った第5週(1月4日~8日)以降。とりわけ、千代の女優デビューの場となった劇団「山村千鳥一座」での日々は笑いが止まらなかった。千代と座長の山村千鳥(若村麻由美、54)とのやり取りはコントさながらだった。

9歳から18歳まで道頓堀の芝居茶屋「岡安」で過ごした千代は、京都でカフェー「キネマ」に勤める。女優志望の女給がそろった店で、同僚の洋子(阿部純子、27)と真理(吉川愛、21)が撮影所の試験に合格したことから、千代もその気になり、女優を志す。

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