自動運転の未来を見据えるルミナーが目指すものは「自動車事故の根絶」だという。ライダー技術を使った自動走行は、周囲の一般走行車を障害物と見なすことなく、建物やガードレールなど本当の障害物や歩行者のみを察知できる。
近年、日本では高齢者による暴走事故が特に問題になっているが、ライダーが搭載された自動運転車であれば、それらの痛ましい悲劇は回避できるだろう。
今後2〜3年の間で自動運転市場に投入される先進運転支援システムのコンポーネントとして、ルミナーにはボルボやダイムラー、インテルのモービルアイなど、自動運転車関連企業50社から注文が入っており、ライダーを搭載した新型は2022年に市場に出る予定だ。
イーロン・マスクに続く天才の登場で、自動車を運転する上で最も重要な「安全性」が確約された世界がもうそこまで来ているのかもしれない。