2021.01.21
# 仮想通貨

ビットコインの「急上昇」、じつは「すごい大相場」は“2022年”にやってくる…!

砂川 洋介 プロフィール

こうした各国・地域の金融当局が金融資産の買い入れを積極的に行った結果、国際通貨基金(IMF)が昨年6月に発表した世界金融安定報告では、日銀、FRB、欧州中央銀行(ECB)、イングランド銀行、カナダ、スウェーデン、スイスの各中銀の合計資産が6兆ドル超拡大したと報告されている。

サブプライムショック以降、2年かけて増加した分の実に2倍を超える規模である。

株にもビットコインにも「マネーが流入」

IMFはすでに、「異例の政策動員によって金融市場は落ち着きを取り戻したが、市場の楽観論と、予想よりも深刻な経済実態との乖離が目立つ」と指摘していた。

過剰流動性相場を警戒したIMFは、実体を大幅に乖離した価格形成が進むことによるリスクを半年前に示していたわけだが、2021年に入っても「緩和マネー」は株式市場を中心に流入を続けている。主だった米国株価指数が史上最高値を更新し、ドル建て日経平均も過去最高値を更新。バブル時の記録を31年ぶりに塗り替えた。

ドル建ての日経平均が過去最高を更新した photo/gettyimages
 

このような過剰流動性相場で活動を活発化させた資金のほんの一部が、暗号資産市場に向かい、ビットコインなどの高値更新を引き起こしたと考えられるのだ。

ビットコインの時価総額は72兆円(1月16日22時、コインマーケットキャップ)まで膨らんでおり、昨年1月との比較では約4倍、昨年安値の3月の46万円と比較するとほぼ9倍である。

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