【スナック千代子へいらっしゃい #14 アイツは何かを知っている

子育ての切なさを2児のママで「スナック千代子」のママ、ピスタ千代子がつぶやく4コマ漫画連載「スナック千代子へいらっしゃい」(毎月第1・3日曜日に配信)。今回は、アイツ(息子)の謎すぎる発言に脳内の時空を歪ませられた千代子さん。彼女が導き出した答えとは…?(漫画は次ページに掲載

6歳にして「厨二病」の息子

夫婦の晩酌が盛り上がってくると現れるピスタ千代子は、息子にも娘にも片思い。たまにはモテたいなんて思いつつ、子どもたちの塩対応をそれなりに楽しんでいます。

今回はもうすぐ6歳になるアイツ(息子)の話です。小学校に上がるという意識が日を追うごとに盛り上がってきたのか、最近やたらと自分を「大人の男」と称してお兄ちゃんらしくふるまったり、子どもが使わないような小難しい言葉遣いをしてみたりとたいへん微笑ましい様子です。

しかし、息子の考える大人っぽい言葉遣いというのがやや微妙で、異空間がどうたらとか、ナントカの咆哮とか、方向性がなんだか厨二的なアレっぽい。そんなワードを組み合わせて話すものだから、意味があるような全くないような、難解すぎる文章が出来上がってきます。

「ママが足の毛を抜いた時、時空が歪んで僕の人生がリスタートした」

と言われたときには2度聞きどころか4回くらい説明してもらいましたが、結局何が言いたいのか分からずじまいでした。

とはいえ、彼の選ぶ言葉のひとつひとつを考えてみれば、私たち夫婦がよく使っているものばかり。どこへ消えてしまったのかわからない靴下の片割れを家族で探しているときに「時空が歪んで異世界に飛ばされちゃったのかもね……」と言ったり、仕事で全編描き直しを言い渡されたときにはやけくそで「リスターーーーート!!!!」と叫んだ記憶がしっかりとあります。子どもは見ているのです。

ところで、「ママが足の毛を抜いた(以下略)」のくだりに何か物凄い意味が隠されているのか、はたまた意味絶無なのか夫婦で話し合った結果、前者で落ち着きました。理由は、そっちのほうが面白いからです。