そして2021年2月1日(月)にスタートするのが、その第4弾となる絵本を切り口とした「#えほんでみらいをかんがえる」なのだ。この企画も、吉永さん自身の体験が投影されている。

「子どもに絵本を読んでいると、思いもかけない質問や反応があり、大人の自分も考えさせられることが多くあります。そんな体験から、絵本を通じて親子で地球環境について考える時間を提案できるのではないかと思いました」

人気絵本シリーズの最新作書下ろしも

エンターテインメントである絵本という媒体を通して、ともすると「お勉強」「我慢すること」のようにとられかねない環境やSDGsを考えるストーリーがスムーズに伝わる。そして親子のコミュニケーションのきっかけにもなるのではないか。そんな願いを込めて企画を進めてきたと吉永さんは力を込める。

また、今回、同プロジェクトの一環として、シゲタサヤカさんが、「レストラン」シリーズ最新作『いえいえ、そんなことはありませんよ』を書き下ろした。本作は紙の詰め替え容器である『ネスカフェ エコ&システムパック』の一部を使ってリサイクルして作られた絵本だ。

「シゲタさんには、物語を通して、一人一人が身近にできるアクションを取ってほしいという思いが自然に伝わるお話をとお願いさせていただきました。シゲタさんは2人のお子さんを持つ親として、ご自身の作品でどういうストーリーだったら、伝えることができるんだろう、とお考えいただき、身近な食べ物、飲み物をテーマにしたシゲタさんの人気の『レストランシリーズ』最新作として、食べ物をついつい作りすぎてしまう、食品をロスしてしまうことが地球にも負担をかけているんだよ、というストーリーを作っていただきました」

シゲタサヤカさんが描き下ろした『いえいえ、そんなことはありませんよ』は現在非売品で、プレゼントキャンペーンを行っている 撮影/山本倫子

10冊の絵本は、東京・神田神保町の絵本専門店「ブックハウスカフェ」の店長である茅野由紀さんに選書を依頼した。

「今回の企画のこだわりとしては、読み物としても人気があり、地球について考えるきっかけとなる絵本を選択したのと共に、お子様を持つ女優やフリーアナウンサー、タレントの方々に読んでいただいていることです。
実際に絵本を読んでいただいたみなさまに感想をいただき、どの作品も、身近に起きている問題を親子で考えるきっかけになった、自分でもできることをやりたいという、未来について考えるきっかけになっていると感じました。読み聞かせの動画を見ていただいた方が、実際に自分たちの未来のために今できることは何だろう、何かを始めてみよう、と思っていただける企画になっていればうれしいです」

吉永さんは茅野さんが選書した10冊すべてを自身のお子さんにも読み聞かせしたという「大好きな作家のかたばかりです」(吉永さん) 撮影/山本倫子