義母との関係に悩んでいる女性は多い。心理カウンセラーとして数多くの家族問題の相談を受ける山脇由貴子さんのもとに訪れたある女性は、度重なる義母の過干渉に疲れ果てていた。限度を超えているとも言える、その干渉内容とはーー

夫が義母に鍵を渡したことをきっかけに…

相談に来た妻・優子の悩みは義母のことでした。

夫 北山 浩之(仮名) 36歳 会社員
妻    優子(仮名) 35歳 会社員
息子          3歳
義母   京子     63歳 専業主婦

とにかく、義母の干渉がひどすぎる、と言うのです。「私も仕事をしていますから、子どもの面倒を見てもらうことはお願いする時もありました。でも、どんどんエスカレートして……」いつの間にか、頼んでもいないのに、優子たちのマンションの部屋に勝手に出入りするようになったそうです。

仕事の後、子どもを保育園に迎えに行って、家に帰ったら義母がいるんです。『掃除しといたから』『ご飯も作っておいたから』と言って。鍵はどうしたのかと思ったら、夫が渡していたんです

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浩之は優子に聞きもせずに義母に鍵を渡していたのです。

夫は『手伝いに行きたいって言われたから渡したんだけど、いけなかったの?』って、何も考えずに渡しちゃったんです。私も働いているから助かるだろう、というくらいの気持ちで。確かに、マンションの頭金も夫の両親が出してくれましたから、言うことをきかなきゃいけない面もあるのは分かりますけど」

そう思っていたのだが、義母の干渉はエスカレートしていく一方だったのです。優子が仕事の間に来て、仕事から帰る前に帰る、ということも増えて行きました。優子がいない間に、部屋、トイレお風呂まで掃除、冷蔵庫の中身もチェックして、「牛乳、買っといたから」「納豆、賞味期限切れてたわよ。古いのは捨てて、新しいのを買っておいたから」と連絡が入ります。

しかも「浩之の好みの銘柄のにしておいたから」とちょっと嫌味も添えられ。