思春期の女子高生が、「血のつながらない父親」から言われた衝撃の一言

もう以前の関係には戻れない…
菊地 真理, 野沢 慎司 プロフィール

(継父は)結構寡黙な人なんですけど、まあ、あんまりこう子どもたちにベタベタしないようなタイプなので……。(距離を詰めてくるような感じ)じゃなかったですね。一緒にまあ、さっき(言った)みたいに遊園地に行ったりだとか、休みになればどっか遠くに行ったりというのはありましたけど。

(母親はしつけに)うるさいですね。まあうるさいというか、うーん、まあ性格はそんな細かくはないんです。まあ基本的には好きなことやらせてくれましたけど、まあ怒る役目は全部母親でしたね

健太さんの場合は、同居親(実母)が主にしつけの担い手になっており、継親(継父)はしつけ役割から距離を置いています。そこが瞳さんのケースと違うポイントです。健太さんの同居親(実母)がしつけ役割を担っていることは離婚前後から続いていたもので、再婚後もその関係に変化はありません。

再婚によって後から加わった継父とは、健太さんから頼んでキャッチボールをしてもらった記憶があります。大人(同居親、継親)のほうから距離を詰めてくるような感じはなく、継父は再婚当初から一定の距離感をもって健太さんに接していました。継子が継親を比較的抵抗なく受け入れられた要因のひとつはそこにあるようです。

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たった一度の「すれ違い」で…

瞳さん、健太さんと同じように、幼少期に両親の離婚と再婚を経験し、同居するようになった継親のことを、基本的には「親」として受け入れて接していたけれど、中学・高校時代の思春期に起きた出来事によって継親子関係が急激に悪化するケースもあります。

美穂さん(20代後半、女性)は、3歳で両親が離婚し、5歳で実母が再婚した当初、継父との関係を「母親より仲がいい」「優しいお父さん」と思っていました。

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