ディズニー、紅白、M-1…2020年に起きた「決定的な変化」に気づいていますか?

堀井 憲一郎 プロフィール

これもまたほんの表面的な一例にすぎない。

でもいったん何かを恐れて変えてしまったものは、その恐れが薄まっても、まず、もとには戻らないという例でもある。

 

2019年の紅白を見て驚いた

紅白歌合戦も変わった。

2020年の紅白歌合戦を見たあと、調べもののために2019年の紅白歌合戦をみて、驚いた。

2019年、コロナ前の紅白歌合戦のステージは「おそろしく密」だった。

日本を代表する歌手たちがステージ上でひしめきあっているのが紅白歌合戦であった。

これを見て、まず反射的におもうのは「おい、大丈夫か」ということである。

そして、ああ、2019年のを見てるんだったとおもいだして、これでよかったのか、と納得してしまう。そして、うらやましくなる。

2020年は、歌手が1人(1組)ずつ登場して、しかも司会者から離れ、歌っていた。
みんな熱唱するので、それはそれで見入っていた。やっぱ大晦日は紅白歌合戦だねえ、なんておもって見ていたのだが、もうわれわれはまったく別の次元の番組を見ている。

かつての紅白歌合戦は、何かあるとステージに50人ほど集まっていた。

この先、状況が変わったとして、われわれはステージに密集している歌手たちを見て、本当に楽しめるのだろうか。

前の姿の紅白歌合戦が戻ってくるか、まったく予想できない。

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