転職市場で「年収300万」を提示され絶句…年収1000万・50代社員の「厳しすぎる現実」

幸せな独立のため業務委託から始めよう
前川 孝雄 プロフィール

独立するからには、小さいながらも一国一城の主となるため、企画・経理・人事・営業など幅広い業務を一人でカバーしなくてはいけない。もちろん経営についても知識が必要だ。これまでサラリーマンとしてはこれらのごく一部しか経験していなかったことに気づくこともあるだろう。

ここで賢く活用したいのは、業務委託とはいえ、よく知った仲間たちが働く元の会社とつながっている立場だ。自分は経験が浅くとも、社内を見渡せば、それに近しい業務を担っている部署や人が必ずいる。同僚のよしみで教えを乞いにいけばいい。

完全に会社から離れてしまうと、営業にしても経理にしても経営にしても、学ぼうと思えば高額なセミナーに通ったり専門家にフィーを支払って依頼しなければならなくなるわけだから、会社というのは学びの宝庫なのである。

〔PHOTO』iStock
 

何より、独立したら、これまで参加せざるを得なかった無駄な会議や社内資料づくりからはかなり解放されるはずである。こうして空いた時間は積極的に社外のご縁づくりに使いたい。大学院やセミナーに通うなど学び直しも有効だ。共に学ぶ仲間も作れるだろう。こうした人脈を通じて、徐々に次なる顧客候補を紹介してもらったり、仕事の幅を広げることも出来るはずだ。

こうして、1社依存の状態から、2社、3社と顧客を増やしていくことは、職業人生のオーナーを会社から自分に取り戻していく道となる。経験を積んだミドルであれば、人から指示されて振り回されることの辛さは痛いほど経験してきたはずだ。

この自己決定権のない働き方のままでは、なかなか幸せはつかみにくい。しかし、複数社を顧客に抱え、マイペースで仕事ができ、仕事や働き方に自己決定権を持てるようになっていくと、どんどん幸せをつかめるようになる。

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